平成19年度「大学と連携した地域づくり」助成事業 審査結果

平成19年度「大学と連携した地域づくり」助成事業 審査結果について

 

平成19年6月
(財)地域総合整備財団

平成19年度「大学と連携した地域づくり」助成事業については、全国から90件の応募があり、「大学と連携した地域づくり」推進委員会(委員長:坂村健・東京大学大学院教授)において審査の結果、下記15件を選定しました。

【採択案件概要】

市区町村 (都道府県) 事業名 (連携先大学名) 概略
弘前市 (青森県) 弘前ユビキタス観光ナビ調査・検討事業 (青森公立大学) ICTを活用した観光情報提供システム(弘前ユビキタス観光ナビ)を構築し、弘前市内の観光施設情報、移動情報提供などを行う。その効果測定、評価、提供情報内容等を総合的に検討し、平成20年度以降に本格的な運用を行う。
秋田市 (秋田県) やすらぎの森整備事業 (秋田公立美術工芸短期大学) 秋田市新屋地区の重要な景観資源のひとつである「愛宕下お地蔵湧水の里」の整備について、地元住民と大学が連携し、地元主体による良好な景観の形成に配慮した整備計画の策定・工事施工を支援・実施する。
高萩市 (茨城県) 宇宙科学を核とした地域再生事業 (茨城大学) 長年地域のシンボルとなっていたパラボラアンテナを持つ通信施設が閉鎖したのを受け、施設を宇宙電波観測施設に転換する。宇宙科学をテーマとした教育プログラムの実施や住民参加の「ワークショップ」等の開催、「手作り望遠鏡作成教室」などの体験交流メニューの創出などを展開する。
長岡市 (新潟県) 震災からの復興・山の暮らし再生プロジェクト事業 (東洋大学) 震災からの復興に向けて、住民参加の委員会を設置し、「中山間地域における生活」、「高齢者が多い住民に対する自立生活支援、健康保持支援、ユニバーサルデザイン」などをテーマとした調査及び基本構想の策定と合意形成を行う。各種ワークショップ・シンポジウム開催する。
珠洲市 (石川県) 廃校舎活用による「能登半島里山里海自然学校」を拠点とした地域振興創生事業 (金沢大学) 行政が活動拠点施設(旧小学校)の改修を行い、地域住民や学生などのボランティア協働により里山里海保全活動を実施する。奥能登をフィールドにした体験交流事業や環境ポテンシャルマップ、地域産品に関する調査などによって地域振興創生を図る。
加賀市 (石川県) 「漆のふるさと」山中温泉地域再生事業 (北陸先端科学技術大学院大学、東京藝術大学) 「漆のふるさと」山中温泉地域再生計画に取組む。 このなかで、世界の漆苗と日本の漆苗を集め、漆の実証圃を造り、海外漆芸品修復ビジネスへの取組みの支援も行う。
飯山市 (長野県) 「いいやま匠大学」設立による伝統産業後継者養成事業 (文化女子大学) 伝統産業の内山紙(和紙)の地元工芸士が講師となり、後継者の養成を図る機関として、「いいやま匠大学」を新たに設立する。後継者を市内ではなく市外からの移住者に求めるという新しい発想により後継者を養成し、伝統産業の再生を図る。
箕輪町 (長野県) ウェルネス箕輪「健康体づくり」プロジェクト (信州大学) 大脳活性化による認知力向上と体組成の関係についての相関関係を研究するとともに、各人の体組成状況に合致した運動プログラムを開発・提供する。また、運動を通じた「コミュニティ再生」のモデル化を行う。
岐阜市 (岐阜県) 健康をテーマとする産業・観光プロジェクト推進事業 (岐阜大学・岐阜薬科大学・岐阜市立女子短期大学) 「楽しく健康づくり」のきっかけとなるツアーのテストマーケティング及び商品化を行う。さらに、健康関連産業振興に関するアクションプランの策定、健康関連産業を担う地元企業の意識改革のためのシンポジウムを開催する。
富士宮市 (静岡県) 食と建築の文化の一体化「古民家・路地裏再生事業」 (東京大学) 大学の専門家や古民家再生の匠と連携し、中心市街地に残る伝統的な木造建築(古民家)の改修工事を行い、近代建築の技術を融合させた新と旧が混ざった個性ある街並みを創り出す。これらの建築群を地元の食資源を食すことができる店舗として運営する。
京丹後市 (京都府) 持続可能な「海業」に関する調査研究、モデル事業の提案と政策提言 (兵庫県立大学) 京丹後市の海の持つ資源について、観光地や観光客に関する調査・研究を実施し、それを活かした形での異業種連携による「海業」モデル事業を提案する。次年度のモデル事業の実施及びその結果に基づく事業化へと繋げていく。
橿原市 (奈良県) 藤原京CG再現プロジェクト (奈良産業大学) 日本最初の宮都である「藤原京」を世界に情報発信するアイテムとして、コンピュータグラフィックスの技法を用いて当時の藤原京を復元させ、藤原京ルネッサンス、平城京遷都1300年記念事業などで活用する。
三豊市 (香川県) 「ロボット」による地域活性化プロジェクト (詫間電波工業高等専門学校) ロボットを使用した理化学体験イベント(ものづくり教育)や小中学生のロボットコンテスト開催を通じて、小中学生への理化学教育を実施する。また、地元産業PRロボット等の製作を通じて地域活性化を目指す。
西条市 (愛媛県) 水素エネルギーを活用した食料産業への展開事業 (東海大学) 水素エネルギーを活用した農林水産業振興事業モデルを創出する。石鎚山系の湧水と地元工場の排熱を活用した農産物の施設栽培実験や農水産品、食品の冷蔵、冷凍試験を行う。その成果は、市民及び国内外に情報発信し、産業観光資源としての可能性も検討する。
与論町 (鹿児島県) さとうきび副産物等の地域未利用資源を活用した肉用牛飼料の開発 (鹿児島大学) さとうきびのはかまと残渣に麹菌を活用した、反芻家畜用、特に肉用牛飼料を研究開発し、飼料製造システムを構築する。さとうきび産業と肉用牛畜産業という与論町の二大産業の共存及び活性化を目指す。

 

平成19年12月
(財)地域総合整備財団

「大学と連携した地域づくり」推進委員会(委員長:坂村健・東京大学大学院教授)において、下記1件を追加選定しました。

 また、先に選定した下記1件については、選定を取消しました。

【採択案件概要】

市区町村 (都道府県) 事業名 (連携先大学名) 概略
 甲斐市(山梨県)  発達バイオメカニクスの手法を用いた健康増進システム構築事業(山梨大学)  人間科学の専門的見地から形態・体力・消費エネルギーの測定及び日常生活動作等の調査・分析を行い、個々の特性を考慮するとともに既存施設の機能を活用したプログラム等の提供及び履歴等の管理を行う。市民の健康意識の高揚と自主的な健康づくりを支援できるシステムの構築を図る。

 

【採択取消案件概要】

市区町村 (都道府県) 事業名 (連携先大学名) 取消理由
与論町
(鹿児島県)
 さとうきび副産物等の地域未利用資源を活用した肉用牛飼料の開発 (鹿児島大学)  町からの申し出による。(事業継続が不可能と判断)
お問い合せ先

地域再生室(TEL 03-3263-5736 FAX 03-3263-5732)

e-mail:furusato@furusato- zaidan.or.jp