埼玉県川越市
 〜歴史的資源を活用した街並みづくり〜

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1) 事業概要および特徴

川越一番街有志、川越蔵の会が川越の歴史的資源を活用して「蔵の町並み」という回遊性の高い街づくりを行っている。地域住民のための商店街に留まらず、ホームページを通じて多くの人に向けた情報発信を行い、観光客誘致を図ることを目的としている。また、市の電線地中化事業に併せ、歩道・街路灯・シンボルタワー・案内板等により、街中にサインを増加させ、現地での情報発信も行っている。

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2) コンセプト、誘致店舗・テナント

「川越蔵の会」により、北部商店街の活性化による景観保存の動きが高まりをみせたことに伴い、一番街事業協同組合がまちづくりの全体計画を出し、街並み調和を目的とした「町づくり規範に関する協定」が結ばれ、規範に沿った街並みづくりが行われている。

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3) 事業遂行上のキーパースンとその役割

(株)まちづくりカンパニー・シープネットワーク 西郷真理子代表

長期間に渡って関わりを持ち続け、まちづくり活動に共に取り組んできた関係者間の調整を行う。また、その活動を通じて地元有志によって「NPO法人川越 蔵の会」が設立された。

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4) 行政、民間、コミュニティ等のコラボレーションについて

一軒一軒のお店が「町づくり規範」に沿って改修を実施した。

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5) 成功の要因

共通方針の重要性の認識・実践。

歴史的な街区なので中庭がいかされているところは快適な空間を生んでいるが、これをまちの人全員の共通認識とした。新しく建物を作るときでも、羊羹の様に細長い建物を作るのではなく、中庭を作ることとし、「町づくり規範」のデザインコードを基に、一軒一軒のまちづくりを積み重ねた。

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6) 苦労した点、課題

7) 権利者調整について

8) 事業性(採算性)確保のための方策

9) 現状の政策支援の評価

10) 新たにどのような政策支援が必要か

11) その他

  1. 町並み委員会と町づくり規範
     「商店街を魅力的な暮らしの場として活性化すること」を目的とするコミュニティマート構想(1985年)では、モデル化指定された地域に調査・計画案の作成のための補助金を出すこととしていた。川越市一番街商業協同組合はこれを目標とし、案のひとつとして店舗改装のための基準「町づくり規範」(1987年)を作成し、その運用のための組織として「町並み委員会」を発足させ、「商業活性化による景観保全」の理念の元、行政に任せきりとならない、自主的なまちづくり活動が行われるようになった。
  2. 事業効果
     観光入り込み客数が平成11年から平成16年にかけて約20%増加している。そのほかに、川越のイメージアップによる地価の安定や街頭犯罪率の減少を効果としてあげることができる。
  3. 事業課題
     慢性的な交通渋滞、商店における後継者不足や高齢化問題が挙げられる。また、鏡山酒造跡地及び旧川越織物市場活用方法を検討中であり、商店街との連携や回遊性の向上も課題となっている。

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